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21 September 2004, Singapore
The first two nights(21-22) are sponsors-only



Mamma Mia! in Singaporeは、Mamma Mia! in HongKongと同じくLittlestar Services (Australia) Ltd が行なう期間限定公演です。オープニングのチケットは一般には売り出さないと言われていました。香港公演が当初は一般には売り出さないと公表しながら結局は公演間近になり初日のチケットも一般に売り出したので、今回のシンガポール公演も同じようになるのではないかと期待していました。 今回はSISTICというサイトでチケットを売り出していたのですが、丁度初日公演から10日前にサイトを覗いたら、初日であり関係者オンリーだと言っていた9月21日のチケットも売り出していました!期待通りです! At last I've got a ticket for 21! 既に23日のチケットを手にしているけれど早速購入しました。 もう一番安い席しか残っていなかったのですが。ネット販売手数料とクレジットカード割り増しを含めても28シンガポール$(約1806円)です。 なんて安いのでしょう。こういう経緯で今回のMamma Mia! in Singaporeを2回も観れる事になったのです。



それにしても エスプラネード・シアター(Esplanade Theatre)って凄い建物です。なにやら、ドリアンをイメージして造られたそうです。 この初日、チケットの金額は安いし残りの分の席だから余り期待していなかったのですが、2階のバルコニー席で他の席とは仕切られていて突き出しており、ちょっとオペラを見るような豪華な席でした。 それにしてもこんな巨大な建物なのにどの席からでも観やすくなっている設計には脱帽です。 勿論いつものように周囲を確認しましたが、元ABBAのメンバーどころかイギリスのスタッフの気配もありませんでした。 期間限定のオーストラリア版Mamma Mia!公演には現れない事は承知の上ですが、反面この盛り上がりを彼らに見て欲しかった。 開始前から拍手喝采なんです。シンガポールでは凄くABBAの知名度が高いのです。出だしのジャカジャカジャカジャーンの例の音(私はいつもここでは耳を塞いでいます)にはどこの国でも同じで観客が驚きます。 あ、Sophieは香港の初日と違う人です。プログラムを見て判ったのですが、この人がメインのSophieなんですね。 I have a dream…a song to sing と歌うとすでに拍手喝采。この人とても声が高くて伸びがある!私の中ではNO.1 Sophieかもしれない。何度もMamma Mia!を観たけれどこの場面で拍手があったのは初めて。 出だしからMamma Mia! in Singaporeを皆がどれ程待っていたのか良くわかるような気がしました。とにかく、どんな場面でも拍手喝采。 ただ盛り上がっているだけではなくて、そのキャストの素晴らしい歌声や曲とのシーンの展開などに感動して拍手が自然に出てくる様子です。 今まで私が観たMamma Mia!でこの会場にいる観客が多分一番、英語を理解しているばかりでなくABBAの曲と場面一つ一つの関連性を理解しているのではないかなと思いました。 それから私がいつも思うことなのですが、曲に何とか演技が追いかけていくのではなく、その場面に曲がスムーズに流れてくる今日のようなMamma Mia!を観れる事って少ないのです。



23 September 2004, Singapore
Opening to the public

一般公開初日である23日のチケットを取るために、ネット発売開始時間と同時に購入したら、不思議な事に1階の最後列であるFoyer Stalls-EEでした。 サイトには『自動的により良い席を提供します』なんてありましたが、結局、ネット販売は残りそうな席から捌いていくようです。 丁度1か月経った頃に再度SISTICのサイトを覗いたら前から3列目に相当するだろうStalls-Cの席があったので、前回購入したチケットはボツにするつもりで新たに購入しました。 行ってみたら嬉しいじゃないですか、前から2列目でした。最前列がAだと思っていたのですが、A列はオケピ(オーケストラピット)で埋まるためB列が最前列(とある国のとある劇団四季劇場「海」と同じ)でした。 こんなに前です。公演前にこっそり携帯から撮影しましたが、持ってきたデジカメを出す勇気はありませんでした。役者の表情が良く見えます。 日本人の悪い癖ですが、相手の顔が見れると英語も良く聞き取れるものです。 英語のMamma Mia!を観るのは3回目でABBAのメンバーがもしかして来てるのではないかもという雑念もなく、実に内容に没頭できる機会でした。 今日こそは私の中での謎を解きたいと思っている場面がいくつもあったのです。 原曲と舞台では歌詞がどのように変わっているのか。 Harryの同棲相手の名前(Lawrence in original, but his name is Jack at UMI Theater, Tokyo)は何だったとか。

今回の観劇では強力な現地人助っ人が居るので助かりました。彼女とはほんの1週間前にネットでABBAを通じて知り合ったのでした。当初手配したチケットのお陰で、本日はその家族も観劇することが出来たのです。


Honey Honey---
"honey honey, how he thrills me, a-ha, honey honey"
"honey honey, how you thrill me, a-ha, honey honey"---original
"honey honey, nearly kills me, a-ha, honey honey"
"honey honey, nearly kill me, a-ha, honey honey"
"I'd heard about him before"
"I'd heard about you before"
"and now I know what they mean, he's a love machine"
"and now I know what they mean, you're a love machine"
"oh, he makes me dizzy"
"oh, you make me dizzy"
"you want me to say the least you're a dot dot beast"
"and honey to say the least, you're a dog-gone beast"
"and now I'm about to see what you mean to me"
"and now I know what they mean, you're a love machine" その他の違い(differences)



勿論私にとってシンガポールは初体験でした。
香港より暑いと言われるだけあって絶対に行きたくない国のひとつ だったのは事実です。
しかし行かず嫌いとはこの事で、私が行った外国の中では今のところ一番の国です。
色々な人種が共存しお互いのテリトリーを尊重し合って、安全で開放的。何より食べ物は最高で安いの。
Mamma Mia! in Singaporeが切っ掛けとなってシンガポールに行けた事に感謝です!
そして何より、突然の コンタクトにもかかわらず付き合ってくれたシンガポールのABBA友達、Great thanks to Sheryl!
タヘリまゆみ 記

Mamma Mia! in Singapore is performed from 21 Sep for a strictly limited season




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