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27 November 2004, Tokyo, Japan
Pre Final Paformance

この約2年間何度も観ましたけど、私にとってはいつも「マンマ・ミーア!」(Mamma mia! in Tokyo)は演劇にABBA soundが後から無理やりついてくるという感触でした。 確かにその場で感激するのですが、自分でも何故なのか分かりませんがしっくりいっているように思えなかったのです。日本語だからかな〜?と思いましたけど、 Mamma mia! in Koreaでもハングル語であって英語ではなかったのですが、そうは思わなかったのです。それが1ヶ月程前からやっと、しっくりと感じるように思えてきました。キャストの変更が大いに関係したのかもしれません。勿論、 東京「マンマ・ミーア!」ならではの素敵な部分があります。東京のオリジナルかどうか不明ですが、"Knowing me, knowing you" の場面ではSophieが孤独感を強調している場面でセリに座り、前列ですとその表情が良く見えます。また"Under attack"ではウェディングドレス 姿のSkyが結構長い時間舞台に現れてくれます。他の国のMamma mia!ですと一瞬芸なので勿体ないような気がしました。"I do I do I do"の場面ではHarryが「連れ合い」の話をした直後にRosieTanyaが「やっぱりね」と、賭けたお金を渡す場面がありました。(先週は確認できなかったけど・・・) 本日は客席がまるで千秋楽のような勢いでとても興奮しました。私は1階に居たのですが、2階席が揺れたのも感じました。 ちょっとカーテンコールが多すぎるのでは?と疑問に持ちました。5回程あったような記憶があります。せっかく"Waterloo"を英語で歌う観客が増えてくれて余韻に浸っていたのに。何れにしろこの盛り上がり方は今まで経験した事がないかもしれません。明日は千秋楽なのだからもっと 凄い事になるのかと楽しみで仕方がありませんでした。


28 November 2004, Tokyo, Japan
Final Paformance

本当に参りました。最終日いわゆる千秋楽のチケットを 手に入れるためには、劇団四季の会員になっているばかりではなく、何と!1通の往復ハガキという古代ツールで抽選に当選しなければならなかったのです。勿論落選しました。 仕方がないので某大手オークションで落札しましたがその落札金額というのが2倍3倍なんて代物ではないんです(涙) 悪戦苦闘の末やっと2枚を入手しましたけど、千秋楽公演が近くになるにつれ厳しくなりました。約1ヶ月前には ペアで200,000円近く。千秋楽を発表した途端に金額が跳ね上がって気楽に観られるミュージカルではなくなってしまったのが残念です。 私も更にいい席が欲しくて何度も落札と出品を繰り返して、膨大な金額を投資したひとりかもしれません。

グッズも沢山買いました

千秋楽に期待し過ぎたのかもしれません。客席の大半が招待席だったのです。開演前に入り口に並ばれたテーブルを見てぞっとしました。 初日ばかりではなく千秋楽でも招待席が優遇されていたのです。本当に観たい人達がこの日のチケットを手に出来ない理由です。往復ハガキ抽選で見事にチケットを手にした会員、私みたいに定価の何倍も投資してやっと の事でここに居るファン、そして、多分初見であろう招待客。総立ちになるはずのカーテンコール(カテコの回数は昨日より少なかった)では明らかにその違いが現れていました。何はともあれ、この瞬間を 皆で一緒に過ごせた私はラッキーなのです。周りですすり泣く声が聞こえて、私もこの2年間の思い出が頭の中を巡り思わず涙が出そうになりました。 Besides no-one ex-members of ABBA is here.


まだ、全ての国のMamma mia!を観ていないのですが、役者のひとりひとりの声質は別として「劇団四季マンマ・ミーア!」(Mamma mia! in Tokyo)はパフォーマンス面でどの国にも負けないのではないでしょうか。また、この劇団四季劇場[海]はどの位置からも舞台が良く観えます。2年間、キャストの皆様お疲れ様でした。こんな近くでABBAのサウンドを聞かせてもらえる事が出来まして感謝で一杯です。ありがとうございました。大阪でまたお会いできるのを楽しみにしています。樋口麻美ソフィーや芝清道サムや太った平野万里ロージーの素敵な声をもう一度聞きたいです。 そしてそして、全ての公演を全うした保坂知寿ドナに拍手喝采です。



After all, I watched Japanese Mamma Mia! over 100 times



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