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26 May 2022, ABBA arena Stratford, London
VIP プレス プレミア

子供の頃からの夢が叶いました。ABBAのコンサートへ行ってきました。
ABBAアバターによるバーチャルコンサート ABBA voyage のライブです。
プレス用のプレミアと一般公開のオープニングのチケットが手に入り、私の voyage の準備は2月26日から始まりました。
ネタバレしない程度に、忘備録として書いていきたいと思います。



海外マンマ・ミーア!のプレミアでオランダにあるABBAオフィシャルファンクラブの代表と何度かお会い
しているうちに、私もそのFCに所属するようになったのですが、そのFCを通して 2月26日
ABBA voyageチーム からABBA arena プレス用プレミアの招待がありました。
後から知ったのですが、ファンへの招待はこのオフィシャルファンクラブに15年以上在籍している会員へだけだったようです。
スマホでなら公演の撮影はOK、飲み物も配られるのでそれを片手に踊るのはOK、しかし、ABBAのメンバーが現れるが
グッズにサインを求めて殺到してはいけない、日程は当日まで公表してはいけない、という厳格なお約束がありました。
コロナや戦争もある状況でどうしようと迷っているうちに、5月26日のプレスチケットを手に入れることが出来ました(左)。

5月27日の一般オープニングチケットは、英国時間2021年9月7日の発売と同時に即完売。
どこかに流れてないかしらと聞いていましたが、ライブの3週間前にイギリスのABBAファンが譲ってくれました(右)。最高!



オープニングは5月27日と公表されるなか、その前日にプレスナイトがあってABBAのメンバーが来る。
これが言えないのはファンとしては辛い。FBやTwitterではスライトな情報が流れるようになって、胸は高まるばかり。



チケットは確保できたものの、イギリスへ行くのには大きな問題がありました。
まず、飛行機。ルート不足の混乱からJAL・ANA・BAが突然フライトをキャンセルしたり時間変更になったりしていたので
それぞれ同日の3社航空券を確保し、ギリギリまで保険としてキャンセルしないでいました。BAは実は運休のまま販売されてました。

そして、次に悩んだのが国が定めた水際対策に関してです。
@搭乗機に陽性者が出た場合、濃厚接触者として認定される。A帰国便搭乗72時間前の検査証明書。B帰国時のPCR検査
@はロンドンに行く直前に緩和されましたが、AとBはずっと心配していました。
Aに関しては、事前にヒースローT3にある Express testの予約を済ませました。こんな時期に海外へ行くなんて、、
とんでもないことと分かっていますが、ごめんなさい。ABBAのコンサートは小学生だったので行けなくて、42年も後悔していたの。

そして、ついに渡航する日が来ました。2年半ぶりの海外旅行です。



最終的にJALのHND-LHR直行便に落ち着きました。運が良かったのか、2回フライトの変更お知らせのメールが来たものの
搭乗時間が早まっただけで済みました。早朝便に変わったので、遠方の方にはキツイ日程だったのかと思われます。

なにを勘違いしていたのか、液体の化粧品以外の消毒用のアルコールスプレーは機内持ち込みOKと思っていたのです。
それ、国内便の話でした。手にしていた3日分のスプレーは見事に没収箱行きでした。
JALの国際便の長距離便に初めて乗ったのですが、プレエコでもラウンジが利用できるのですね。
早朝だった為とこのご時世で開いてる店が無かったので助かりました。
驚いたのがファーストクラスラウンジに案内されたこと。サクララウンジが工事中でした。




噂通り、この便はアラスカやグリーンランド、アイスランド上空を飛行することにより、飛行時間は15時間40分を予定。
1か月ほど早ければオーロラが見れたとのこと。窓から眺めると今まで見たことがない光景が・・・。







ヒースロー空港に到着して直ぐの予定はコロナ陰性証明書を手に入れること。ExpressTest社はすぐ目の前にありました。
予約時間まで4時間もあるので、アライバルラウンジのプラザプレミアムで時間を潰すつもりでしたが、コロナ禍の休業中でした。
ほんと、私以外は誰もマスクしていません。行き交う人がマスクしかもN95を装備した私をジーッと見る。その視線は着ている
ABBAジャパンツアーのTシャツにあてて貰いたい。空港内のショップでアルコールスプレー探したり、うろうろしてるうちに
程よい時間となったので、ExpressTest へ行き検査時間を少し早めて貰いました。
私の帰国便は28日の19時20分なので、本日25日19時20分過ぎれば検査は有効となります。
検査終わったら、左側の地下鉄(Tube)でStratfordまで向かいます。




ヒースローT3からはピカデリーラインに乗り、セントラルラインに乗り換えるためまずHolbornへ向かいます。
10年以上前のオイスターカードに30ポンドを入金し(Top up)、準備満タンです。ヒースローエクスプレスはお勧めしません。割高です。
LHR → Piccadilly Line →(Holborn駅) Central line → (Stratford駅) DLR → (Pudding Mill Lane駅) 目の前に ABBA arena
このルート、これがお勧め。

ありました!ありました!この看板。Holborn にて。以前からこれをバックに写真を撮りたかったのです。



Wifiが無かったので、気付かなかったのですが Expresstest の結果メールがPDFで届いていました。
2時間と言われてましたが1時間位で来ていたようです。
おおっ Negative ! 良かった!



Pudding Mill Lane からのショット 
涙です。



ネット上でしか見れなかった ABBA arena を見れるなんて。











涙目。
涙目。



調子に乗って写真を撮っていたら、辺りはもう暗くなっていました。9時までは明るかったのですがそれ超えると怪しい雰囲気に。
そう言えば、この辺りは明るいうちもタクシーなんて通っていなかった。
誰かいないのかな、と 裏へまわると人だかりが・・・。あ、ラッセ・ハルストレム監督が皆に見送られながらタクシーに乗っていました。
そして、ベニー。独りでそそくさとタクシーへ。そうかここは呼ばないとタクシー来ないのね。
暫く待ってみて関係者らしき人を避け、女性が歩いてきたので声を掛けたらウーバーを教えてくれました。ありがとう!と言ったものの
国際電話でウーバーはないだろう、と思っていたら 丁度、見た目思い切りABBAファン二人が・・・。良かった。
聞くと、同じホテルに泊まる予定のオランダ人ファンでした。しかも、全てのイベントに参加してきた強者。
近道通ると Holiday Inn Express Stratford までは徒歩10分位でした。ずっと道中ABBAの話です。

後で分かったのですが、ウーバーを教えて貰った女性は voyage シンガーの真ん中の方でした。。



ホテルでチェックインするともうビックリ。そこは各国から来ていたABBAファンばかり。チェックインの最中にも挨拶の連打。
何年振り?とお互いに声を掛け合って今回のイベントの喜びを語り合いました。



夜が明けて、今日はVIP・マスコミのプレスナイトです。メンバーとは会話は出来ないだろうから朝から陣取りする訳でもなく、
コンビニへ行ったり時間を潰しました。ホテルに一番近いコンビニは何でも揃うのでお勧めです。Open every day 6am - 11pm
とありますが、夜10時には閉まっています。
道中、必ず、ABBAのファンにバッタリ出会います。ほぼ懐かしい再会で、毎回感激していました。




そろそろ現地へ向かいます。ホテルを出て右へ歩き、先程のコンビニを通り過ぎたら写真で見えるフェンスがある道を右に進みます。
ずっと歩くともう左側に ABBA arena が見えてきます。




風が強い日でした。もうみんな集まっています。マスクしている身でハグは出来なかったけど、沢山のファンとの再会を喜びました。
もうこれで最期なんだろうねー、と笑いながら。





私の前にいた日本大好きと言うセキュリティによると、もうすぐVIP参列者が入ってくるとのこと。
VIPは車で横づけしてレッドカーペットへ進むようでした。










ふと、気付くと 私の横にも結構なVIPが並んでいたりしました。
ABBAの大ファンならきっとご存知ですよねこのファミリーがどんなメンバーか。
声掛けてみました。「リンダ、写真撮らせていただけますか?あなたの笑顔が見たいです。私たちみんな大好きよ。」と。
リンダちゃん、素敵な笑顔を見せてくれました。



そして、
とうとう
ブレちゃいましたけど、写真を撮れました。
この苗木、前日に抜いておくべきだった(笑) スマホのフォーカス機能が効いて木に焦点がいってしまった。









なんとか、4人映ってる写真はこれかしら。



フリーダさん、杖だった。



こちらの写真は公式サイトより拝借いたしました。





Youtube にUPされているメンバーの様子です。

入場からのシーン

え? ABBAのメンバーが全員来ているのに こんなに人だかりが少ないの?
と、思われるでしょうが それは、当日プレミアのチケット所持者しかこの通りに入れなかったからなのです。



こちらは公式インスタから
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会見終わって私たちファンの方へ歩き出したのよ。足場が雑草だらけなのに。

(心の声ですが)ホント、プレスが邪魔。プレスナイトだから仕方がないけど、ファンはお約束通り定位置にいたのだからプレスも動かないで
欲しかった。せっかくこちらに来てくれてるのに…。ファンはこの一瞬のために半世紀近くも待ったのよ。

こちらはTwitter から
泣きました〜



さて、ライブが始まりました。ドリンクとスマホの二刀流で踊る観客のコンサートで実に面白かったです。
私たちファンはお約束のダンスフロア、そして、ステージ真下に居たのであの感動のシーンを見守りました。

アリーナ内での内容と私が撮影した写真は割愛します。

公になっているものですが、4人のアバター(と言うか、projection)の出現の後、



Avatar でも Projection でもない、本物のABBAのメンバーが登場です。
スウェーデン・マンマ・ミーア!のオープニングではメンバー全員が離れた席に座っていて、女性軍は舞台に現れませんでした。
今回は本当に4人揃ってみんなに手を振っているんですよ。





Youtube にUPされているものです。

アグニェータとフリーダの涙を見て、本当に最期なんだと実感しました。


Fecebook動画から。

変な日本語を発してしまいました。



ステージが終わった後も私たちは興奮冷めず、裏側に密着していました。
一番前に居たけれど、セキュリティが真ん前に立っていたのでベストショットは撮れずでしたが、目の前でメンバーが見れたこと
一生忘れません。
隣のオージーファンが撮影し、YouTubeにUpしてくれました。


確か、フリーダは3回くらい出てきてくれた記憶があるのですが・・・。




明日のオープニングは行かず今日だけ参加したファンが沢山いて、今度会えるのはいつなのかな〜
と別れを惜しみました。サヨナラを伝えあっているともう夜の10時過ぎ。
帰り道で、新しいABBAの聖地(新曲発表の行われた)Orbit tower をバックに、Voyage ボトルの写真を。
ダンスフロアで踊ってる時に落としてボトルが潰れた人のひとりです。
ここの高台からは 夜景の ABBA arena を撮影するのに最適です。





ホテルに着くと、ロビーでお馴染みのファンたちのチャタリング。
明日もあるし、そろそろ寝ないと。ライブの前に Facebook, ABBA talk の集まりもあるし。
何故なのか、とっても切ないけど。このイベントに参加出来てこの上ない幸せなのに。



オープニングの様子は後日UPします。


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